因縁とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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因縁

「因縁をつける」などのように使う「因縁」という言葉。

「因縁」は、音読みで「いんねん」と読みます。

「因縁」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「因縁」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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因縁の意味

「因縁」には次の三つの意味があります。

1前世から定まった運命。以前からの関係。
2物事の起こり。由来。理由。
3 言いがかり。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

因縁の意味①「前世から定まった運命。以前からの関係。」

「因縁」の一つ目の意味は「前世から定まった運命。以前からの関係。」です。

他の物事と何か関係があり、それが今現在も続いている状況を指します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・こうして発作的に決めてしまったのも何かの因縁があるのかも知れない。
(出典:横尾忠則『なぜぼくはここにいるのか』)

・余はこの女とこの鴉の間に何か不思議の因縁でもありはせぬかと疑った。
(出典:夏目漱石『倫敦塔』)

・そんな二人が今、因縁の三億円事件で真っ向から勝負しようとしていた。
(出典:堀ノ内雅一『指紋捜査官 「1cm2(平方センチ)の宇宙」を解き明かした男の1万日』)

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類語

宿命(しゅくめい)
意味:生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。(出典:デジタル大辞泉)

縁もゆかりも無い(えんもゆかりもない)
意味:何の関係もつながりもない。(出典:大辞林 第三版)

縁由(えんゆう)
意味:ゆかりや関係があること。縁故。えんゆ。(出典:デジタル大辞泉)

因縁の意味②「物事の起こり。由来。理由。」

「因縁」の二つ目の意味は「物事の起こり。由来。理由。」です。

単純な理由ではなく、特別な関係の上で起こる物事に対する理由、というニュアンスがあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・何故その女が候補者に立ったと云う因縁になると又能く知っている。
(出典:夏目漱石『それから』)

・すなわちこのように歌麿を見るには、そこに時と因縁がなければならなかった。
(出典:高見順『敗戦日記』)

・この事件が因縁になつて、わたしの日本脱走が發起されるに至りました。
(出典:石川三四郎『浪』)

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類語

巡り合わせ(めぐりあわせ)
意味:偶然にそうなること。運命。まわりあわせ。(出典:大辞林 第三版)

定め(さだめ)
意味:運命。宿命。(出典:デジタル大辞泉)

由来(ゆらい)
意味:物事がそれを起源とするところ。また、物事が今までたどってきた経過。(出典:デジタル大辞泉)

因縁の意味③「言いがかり。」

「因縁」の三つ目の意味は「言いがかり。」です。

たいていの場合、理由もなく文句を言われる、という状況において使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・外国が因縁をつけ、内政干渉的なことを言ってくるかもしれないからな。 
(出典:星新一『なりそこない王子』)

・別に耕介と何の因果関係もない話で、ただ因縁をつけにきたのだった。
(出典:三浦綾子『ひつじが丘』)

・紙ひと重の違いだが、因縁のつけようじゃ浮気をしたも同然なんだからね。
(出典:佐々木味津三『流行暗殺節』)

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類語

こじつけ
意味:むりに理屈をつけて、関係のないことや、理屈に合わないことを結びつけること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

屁理屈(へりくつ)
意味:まるですじの通らない理屈。道理に合わない理屈。(出典:デジタル大辞泉)

詭弁(きべん)
意味:道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。(出典:デジタル大辞泉)

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