区域
「避難指示区域」などのように使う「区域」という言葉。
「区域」は、訓読みで「くいき」と読みます。
「区域」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「区域」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
区域の意味
「区域」には次の意味があります。
・くぎられた一定範囲の場所。（出典：デジタル大辞泉）
「区域」という言葉をわかりやすく言うと、「ある特定の範囲の土地」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・われわれが潜入した宮殿のこの区域の部屋や廊下には、人影がなかった。
（出典：バローズ『火星シリーズ9 火星の合成人間』）
・私も登録されている区域をあたってみるべきかと思っているのです。
（出典：フーリック／大室幹雄訳『中国迷路殺人事件』）
・それもわずかに江戸の東北にあたる一つの小さな区域というにとどまる。
（出典：島崎藤村『夜明け前』）
・同様の作戦が、常陸市を七区域に分けた全作戦地域で同時に敢行された。
（出典：打海文三『裸者と裸者(上) 孤児部隊の世界永久戦争』）
・無事なうちに、彼らにはこの区域から退去してもらわなければならない。
（出典：中井拓志『アリス Alice in the right hemisphere』）
類語
・地区（ちく）
意味：ある限られた範囲内の土地。地域。（出典：デジタル大辞泉）
・地域（ちいき）
意味：区画された土地の区域。一定の範囲の土地。（出典：デジタル大辞泉）
・地帯（ちたい）
意味：ある特徴によって周囲と区別される、一定の範囲の土地。（出典：デジタル大辞泉）
・地方（ちほう）
意味：ある国の中のある地域。（出典：デジタル大辞泉）
・区画（くかく）
意味：土地などをいくつかの部分に区切ること。また、その区切った一つ一つ。（出典：デジタル大辞泉）
