コップの意味
「水をいれるコップ」などのように使う「コップ」という言葉。
「コップ」は、英語では「Cup」と表記します。
「コップ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「コップ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
コップの意味
「コップ」には次の意味があります。
・円筒形の飲み物用のうつわ。ガラス製、プラスチック製、紙製のものなどがある。(出典:日本大百科全書)
「コップ」は、液体を取り扱うための器具として使用される小さなカップのことを指します。一般的には、飲料用のカップとして使用されますが、測量や試薬などの科学や実験用途でも使用されます。また、カップは紙製、プラスチック製、ガラス製、陶磁器製など、様々な素材で作られています。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・一人の友人はポケットにコップを用意し、も一人はビールを携げていた。
(出典:小出楢重『めでたき風景』)
・こはく色の液体のはいったコップがかれの目の前につきつけられている。
(出典:海野十三『金属人間』)
・よく知っているはずのコップ。けれどもそれを覚えているのはぼくではなくてコップのほうなのだ。
(出典:石塚浩之『UV』)
・コップは、上のほうはなんでもありませんでしたが、足が折れていました。
(出典:矢崎源九郎『アンネ・リスベット』)
・急に笑い出してしまってコップを押おし戻もどしていたよ。
(出典:宮沢賢治『風野又三郎』)
・水さしからついだふりをして、コップに取っておいた水を飲みました。
(出典:アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(下)』)
・手に持っていたウイスキーのびんか、コップが、床に落ちたのでしょう。
(出典:江戸川乱歩『魔法人形』)
・はじめの扉ドアが開あいて女の子がコップへ酒を入れて持って来た。
(出典:田中貢太郎『警察署長』)