NHK
「NHK紅白歌合戦」などのように使う「NHK」という言葉。
「NHK」は、「日本放送協会」の略称です。
「NHK」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「NHK」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
NHKの意味
「NHK」には次の意味があります。
・日本で唯一の公共放送事業体。大正一四年（一九二五）社団法人東京放送局として設立され、翌年、社団法人日本放送協会と改称。昭和二五年（一九五〇）放送法の制定により特殊法人となった。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「NHK」をわかりやすく言うと「日本で唯一の営利事業が禁じられた国営放送事業体」という意味になります。
具体的な使い方は下記の通り。
使い方・例文
・しかもNHKが全国のよい子の皆みなさんに向けて放送してくれるそうです。
（出典：喬林知『今日からマ王 第11巻 「めざせマのつく海の果て!」』）
・天吾はNHKのマークがついた制服を入れた紙袋を持って部屋に戻った。
（出典：村上春樹『1Q84 BOOK3』）
・五つ子で有名になったNHKの山下氏とは親戚にあたると言われていた。
（出典：山下洋輔『ドバラダ門』）
・NHKでないと見られない画面があるから、という理由からではない。
（出典：高井有一『立原正秋』）
・後にNHKの会長となった前田義徳よしのり氏を育てていたのも、その頃であった。
（出典：三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』）
