マクロ
「マクロ経済」などのように使う「マクロ」という言葉。
英語では「macro」と表記します。
「マクロ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「マクロ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
マクロの意味
「マクロ」には次の意味があります。
・ 巨大であること。巨視的であること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
俯瞰、第3者から見るような大きな視点という意味として使われます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・マクロの地球もミクロの遺伝子もさして変わりはないと思うんだけど。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 下』)
・一緒に取ったマクロ経済のごく初歩的なところがわからない。
(出典:阿川尚之『アメリカが嫌いですか』)
・マクロ的に見てゆかないと、この時代の日本人の行動様式は理解できないかもしれない。
(出典:御田重宝『特攻』)
・マクロ経済は慶応でやったのと同じで、程度もあまり高くない。
(出典:阿川尚之『アメリカが嫌いですか』)
・このあたりのマクロな見極めが、その後を大きく左右する、と兼好は言う。
(出典:齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』)
類語
・極大(きょくだい)
意味:きわめて大きいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・著大(ちょだい)
意味:いちじるしく大きいこと。目立って大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・絶大(ぜつだい)
意味:きわめて大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・巨大(きょだい)
意味:非常に大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・至大(しだい)
意味:この上もなく大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)