ユニーク
「ユニークな発言をする」などのように使う「ユニーク」という言葉。
英語では「unique」と表記します。
「ユニーク」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ユニーク」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ユニークの意味
「ユニーク」には次の意味があります。
・唯一であるさま。また、そのものだけが他と異なるさま。独特。無比。独自。(出典:精選版 日本国語大辞典)
見方や表現などが他の人とは違っている様子を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・テレビの情報番組で、ユニークな会社として取り上げられたこともある。
(出典:宮部みゆき『模倣犯 上』)
・自分は特別なのだ、他の連中とは違うこの世にたった一人のユニークな存在なのだと思った。
(出典:縞田理理『霧の日にはラノンが視える2』)
・名文がいろいろあって、断片的だけど解説がユニークで面白いんです。
(出典:安野光雅/藤原正彦『世にも美しい日本語入門』)
・自然はそれ自らにしてユニークだから。而して勿論ユニークなものは一つ以上あることが許されないから。
(出典:有島武郎『描かれた花』)
・発想がユニークなだけでなく、そぼ降る雨を丁寧に美しく表現できている。
(出典:有栖川有栖『あるYの悲劇』)
類語
・独特(どくとく)
意味:そのものだけが特別にもっていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・唯一(ゆいいつ)
意味:ただ一つであること。それ以外にはないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・独自(どくじ)
意味:他と違って、そのものだけにあること。また、そのさま。独特。特有。(出典:デジタル大辞泉)
・個性的(こせいてき)
意味:人や物が、他と比較して異なる個性をもっているさま。独特であるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・型破り(かたやぶり)
意味:一般的、常識的な型や方法にはまらないこと。また、そのようなやり方であるさま。(出典:デジタル大辞泉)