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尊厳とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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尊厳

「人間の尊厳を守る」などのように使う「尊厳」という言葉。

「尊厳」は、音読みで「そんげん」と読みます。

「尊厳」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「尊厳」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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尊厳の意味

「尊厳」には次の意味があります。

・とうとくおごそかなこと。気高く犯しがたいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「尊厳」をわかりやすく言うと「尊くて威厳があること」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・人間の尊厳はそんなところにあるのではないという考え方の人がいる。
(出典:山口瞳『酒呑みの自己弁護』)

・これから何か尊厳なる問題に関与するのだと言わんばかりの顔つきで。
(出典:オルコット/恩地三保子訳『若草物語』)

・天皇がいかに尊厳であるかは、彼らの前にそれを直接見せなければならない。
(出典:松本清張『象徴の設計 新装版』)

・同時に、外交官としてこれまで持っていた自信も尊厳も、打ち砕かれた。
(出典:池上司『八月十五日の開戦』)

・近代イギリス紳士はそれとおなじような尊厳な態度でコウモリ傘を持つ。
(出典:加藤秀俊『一年諸事雑記帳(下) 7月~12月』)

・自分みずからを神と称し絶対の尊厳を人民に要求することは不可能だ。
(出典:坂口安吾『堕落論』)

・名前も、自由も、人間としての尊厳も、そして未来さえも奪われた日々。
(出典:藤咲淳一『攻殻機動隊 虚無回廊』)

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類語

・威厳(いげん)
意味:近寄りがたいほど堂々としておごそかなこと。(出典:デジタル大辞泉)

・貫禄(かんろく)
意味:からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。時に、「見かけは貫禄たっぷりだけどね」のように肥っていることをからかって、また、ばかにして使うことがある。(出典:デジタル大辞泉)

・沽券(こけん)
意味:人の値うち。体面。品位。(出典:デジタル大辞泉)

・威風(いふう)
意味:威厳・威勢のあること。威容。(出典:デジタル大辞泉)

・気格(きかく)
意味:品格。気品。(出典:デジタル大辞泉)

貫禄かんろく
意味:からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。(出典:デジタル大辞泉)

品格ひんかく
意味:その人やその物に感じられる気高さや上品さ。(出典:デジタル大辞泉)

荘厳そうごん
意味:重々しくおごそかなこと。(出典:デジタル大辞泉)

威儀いぎ
意味:いかめしく重々しい動作。立ち居振る舞いに威厳を示す作法。(出典:デジタル大辞泉)

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