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稀有とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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稀有

「稀有な出来事」などのように使う「稀有」という言葉。

「稀有」は、音読みで「けう」と読みます。

「稀有」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「稀有」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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稀有の意味

「稀有」には次の意味があります。

めったにないこと。珍しいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

珍しいことに使いますが、なおかつ予想が難しく程度がはなはだしいときに使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・雄物川は大河川でありつつ、最上流までダムのない現代では稀有な川だ。
(出典:松平維秋『松平維秋の仕事』)

・しかし一般に百を理解している人が百を説明しきれる場合は稀有に属する。
(出典:伊丹万作『演技指導論草案』)

・事実であるとしても稀有な事であるか、それとも普通な事であろうか。
(出典:寺田寅彦『小さな出来事』)

・一地方都市で一千人を越える死者を出すということは稀有の大災害である。
(出典:柳田邦男『空白の天気図』)

・それにしてもかような大きな速度はやはり稀有の例外であるかも知れない。
(出典:寺田寅彦『宇宙の始まり』)

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類語

稀覯(きこう)
意味:めったに見られないこと。珍しいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

稀(まれ)
意味:実現・存在することが非常に少ないさま。また、数少なくて珍しいさま。(出典:デジタル大辞泉)

稀代(きたい)
意味:世にもまれなこと。非常に珍しい、驚嘆すべきこと。(出典:デジタル大辞泉)

稀少(きしょう)
意味:きわめてまれなこと。少なくて珍しいこと。(出典:デジタル大辞泉)

珍しい(めずらしい)
意味:見聞きすることがまれである。普通とは違っていて目新しい。めったになくて貴重である。(出典:デジタル大辞泉)

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