セクション
「セクションごとに分かれる」などのように使う「セクション」という言葉。
英語では「section」と表記します。
「セクション」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「セクション」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
セクションの意味
「セクション」には次の意味があります。
・組織や構成の上から他と区別される部分。部門。(出典:デジタル大辞泉)
「会社などの部局」という意味で使うことが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私は自分のセクションの先輩たち一人一人と気分的な癒着を謀っていた。
(出典:色川武大『花のさかりは地下道で』)
・本来の名称なのかどうかは知らないが、そのセクションはそう呼ばれていた。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!サイドアームズ02 極北からの声』)
・同じセクションでありながら帰りがいっしょになったのは今日が初めてである。
(出典:森村誠一『日蝕の断層』)
・トロンボーンセクションのさっちゃんは楽器を口にあてて待機していた。
(出典:山下洋輔『ドバラダ門』)
・日系人なので、日本人相手の犯罪を扱うJセクションに配属されていた。
(出典:喜多嶋隆『天国からのメール』)
類語
・部門(ぶもん)
意味:全体をいくつかに分けた一つの部分。(出典:デジタル大辞泉)
・部分(ぶぶん)
意味:全体をいくつかに分けたものの一つ。(出典:デジタル大辞泉)
・課(か)
意味:事務機構の小区分。(出典:デジタル大辞泉)
・欄(らん)
意味:印刷物の紙面上の、区切られた一定の部分。特に、罫(けい)で囲まれた部分。(出典:デジタル大辞泉)
・部署(ぶしょ)
意味:それぞれに役割や分担を決めること。また、その役割や担当した場所。(出典:デジタル大辞泉)