求職
「求職者」などのように使う「求職」という言葉。
「求職」は、音読みで「きゅうしょく」と読みます。
「求職」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「求職」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
求職の意味
「求職」には次の意味があります。
・職を探し求めること。(出典:デジタル大辞泉)
「求職」をわかりやすく言うと「仕事を探すこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・中途求職のものにあっては前の会社をやめた理由が何より重大問題になる。
(出典:佐々木邦『秀才養子鑑』)
・彼らの求職に対して、大学の就職斡旋部は、菱井銀行へ推薦してくれた。
(出典:森村誠一『自選恐怖小説集 人間溶解』)
・きみには分からないだろうけど、求職して何も見つからないときは悲しいものだよ。
(出典:ホワイト・フレッド・M『本命馬』)
・その前日、求職のことをききにきたのは、昼まえだった。
(出典:東峰夫『オキナワの少年』)
・その方面の求職なら東京は絶好のマーケットである。
(出典:森村誠一『生前情交痕跡あり』)
・だが、ダメもとで求職票を出したところ、幸運の女神が微笑んだ。
(出典:貴志祐介『硝子のハンマー』)
・星はニューヨーク・ヘラルドという新聞に、二十五セントを払って夏のあいだ家事手伝いをして働きたいという、求職広告をのせた。
(出典:星新一『明治・父・アメリカ』)
・ひとり採用するのに十人も求職者が来て、そのなかには四年制大学を出た子もいたそうだ。
(出典:帚木蓬生『受精』)