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後見とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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後見

「成年後見人」などのように使う「後見」という言葉。

「後見」は、音読みで「こうけん」と読みます。

「後見」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「後見」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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後見の意味

「後見」には次の意味があります。

背後から世話、監督すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

わかりやすくいうと、未成年者、経験の浅い人、能力が低い人などのサポートするという意味です。人に対して用いられる言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・そこで後見に選ばれたのが、浜竹に養子に来て間もない父敬次郎だった。
(出典:川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』)

・しかし、あの扮装には、後見は一人もついていなかったのでございます。
(出典:酒井嘉七『京鹿子娘道成寺』)

・もっとも、この結果は江戸の両後見が知っただけで、発表はされなかった。
(出典:海音寺潮五郎『列藩騒動録(一)』)

・今度も相談相手は自分であり、後見のつもりで来てみたのだった。
(出典:徳田秋声『縮図』)

・御後見をする人のないことを御心配になって、源氏へそれをお命じになった。
(出典:与謝野晶子『源氏物語』)

・ぼくが病気だっていうのかい、後見者が必要な童児だっていうのかい。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 3 白い竜』)

・大宮の亡くなられたあと、この子の母代りになって後見をお願いします。
(出典:田辺聖子『新源氏物語』)

後見をしていたおじの不正がわかったので、急にそういう手段を取ったのだった。
(出典:山本有三『路傍の石』)

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