職員
「役所の職員」などのように使う「職員」という言葉。
「職員」は、音読みで「しょくいん」と読みます。
「職員」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「職員」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
職員の意味
「職員」には次の意味があります。
・官公庁・会社・学校などに籍を置き、ある職務を担当する人。(出典:デジタル大辞泉)
「職員」という言葉をわかりやすく言うと、「官公庁、会社、学校などに勤めている人」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・船橋にいるように見える幹部職員たちは、じつはべつの場所にいるのだ。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』)
・これまで会ったこともない幹部職員が、彼女を丁重に迎えて、私室に案内した。
(出典:E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ3) 第二段階レンズマン』)
・職員用のドアから総務室に入ると、葛西が難しい顔をして彼を待っていた。
(出典:貴志祐介『黒い家』)
・教頭が場所を伝えると、男性は早足で廊下の先の職員用トイレに向かっていった。
(出典:万城目学『プリンセス・トヨトミ』)
・職員数は十三名、うち管理職にあたる専門職員が四名で、一般職員が九名。
(出典:森絵都『風に舞いあがるビニールシート』)
・三人の男たちは校舎の正面玄関に入り、受付の女子職員に声をかけた。
(出典:勝目梓『炸裂』)
・社会教育課の部屋へ行くと、担当職員が望田の顔を見て立ってきた。
(出典:内田康夫『斎王の葬列』)
・あたしを含め、全職員には新しい勤務先が紹介されたし、それはそれでいいと思う。
(出典:新井素子『グリーン・レクイエムII緑幻想』)