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受難とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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受難

「受難の年」などのように使う「受難」という言葉。

「受難」は、音読みで「じゅなん」と読みます。

「受難」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「受難」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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受難の意味

「受難」には次の意味があります。

苦難・災難を受けること。(出典:デジタル大辞泉)

「受難」を分かりやすくいうと、苦しみや突然身に降りかかる災害を受けることです。また、キリスト教用語で、イエス=キリストが十字架で刑を受けた苦難という意味もあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・しかし、これは長い受難物語の中の一つの挿話にしかすぎないのである。
(出典:なだいなだ『パパのおくりもの』)

・これは後に、受難の後復活したイエスが姿を現したときの反応と同じだ。
(出典:竹下節子『パリのマリア』)

・それまでは世間やライバルから与えられる受難を耐えていかねばならない。
(出典:色川武大『なつかしい芸人たち』)

・一見すると、大きな男に圧しつけられ、受難に耐えているように見える。
(出典:渡辺淳一『ひとひらの雪(上)』)

受難は神の恩恵を示すものであり神々しい変容を象徴するものであった。
(出典:水上茂樹『偉大な医師たち』)

・しかしこれらのものは社会主義者としての当然の受難とも思えたのである。
(出典:日本経済新聞社『私の履歴書』)

・宇宙の真の姿を知るという道すがら、私たちは一人残らず受難者である。
(出典:茂木健一郎『思考の補助線』)

・若い役人たちは外国へやられる事は受難だと思ってあきらめていると云っている。
(出典:横光利一『欧洲紀行』)

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