レーザー
「レーザー光線」などのように使う「レーザー」という言葉。
英語では、「laser」と表記します。
「レーザー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「レーザー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
レーザーの意味
「レーザー」には次の意味があります。
・メーザーと同じ原理を用い、誘導放出によって光を増幅・発振する装置。また、その増幅された光。ほとんど散乱しないためエネルギーが高く、単色光で位相のそろった指向性の鋭い平行光線が得られる。光ディスクや通信・精密工作・医療・物性研究などに広く利用。(出典:デジタル大辞泉)
レーザービームなど、アニメーションで登場するレーザー光線がイメージしやすいと思います。
実際には、目に見えないレーザーが多く、生活のあらゆる面に入り込んで、利用されている技術です。
人間の五感だけでは捉えられない世界ですね。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
レーザーの使い方・例文
・軍事用レーザーも、これほどの出力があるという話は聞いたことがない。
(出典:梅原克文 『カムナビ(下)』)
・ピコ秒単位で光を出すレーザーを作ってるってきみ、たしか言ったよね。
(出典:竹内久美子,日高敏隆 『もっとウソを! 男と女と科学の悦楽』)
・シリンダーヘッドにしても一個一個レーザーで削りながら作っている。
(出典:佐藤正明 『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』)
・それにもとの絵しだいでは、レーザーでも完全に消せないものがある。
(出典:初野晴 『漆黒の王子』)
・といっても、当然、あのレーザーの波長を通すようにはなっていない。
(出典:ブリン 『サンダイバー』)
・「レーザーに匹敵する最近の大発明」と語った科学解説家があった。
(出典:星新一 『なりそこない王子』)
・波長が揃っていることを除けば、レーザーも単なる光に過ぎないのだ。
(出典:大迫純一 『ゾアハンター 3 復讐のエムブリオ』)
・レーザースキャンみたいな光が、ちょうど腹をゆっくりと移動しているのがわかる。
(出典:大野木寛 『ラーゼフォン第1巻』)