原付
「原付にのる」などのように使う「原付」という言葉。
「原付」は、音読みで「げんつき」と読みます。
「原付」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「原付」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
原付の意味
「原付」には次の意味があります。
・原動機付きのこと。特に、原動機付き自転車をいう。(出典:日本国語大辞典)
分かりやすく言うと「バイク」を指します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・それに、原付限定免許って社会的信用って面じゃ怪しいんじゃないかな。
(出典:米澤穂信『小市民シリーズ1 春期限定いちごタルト事件』)
・学校には内緒で取得した原付免許なので、当然スクーターは母親の物だ。
(出典:神野オキナ『あそびにいくヨ!第8巻』)
・むろん、私の原付の他にはただの一台とて通行車両はありません。
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 5』)
・章は、原付運転免許の取得方法を解説した本を見つけて、借りることにした。
(出典:貴志祐介『硝子のハンマー』)
・家から駅まで少し遠かったので原付のバイクもお金を貯めて買った。
(出典:山本文緒『日々是作文(ひびこれさくぶん))
・十六になってすぐに原付の免許を取って、こっちに帰って来るたびに友達のバイクを借りて乗っていた。
(出典:リリー・フランキー『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』)
・遠くから聞こえる原付のエンジン音が、徐々に大きくなって、突然消える。
(出典:中村航『ぐるぐるまわるすべり台』)
・三沢までは、兄貴が乗っていた原付で、スーパーカブで行ったんだ。
(出典:花村萬月『ブルース』)