確約
「確約をとる」などのように使う「確約」という言葉。
「確約」は、音読みで「かくやく」と読みます。
「確約」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「確約」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
確約の意味
「確約」には次の意味があります。
・しっかりと約束すること。たしかな約束。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「確約」をわかりやすく言うと「はっきりとした約束」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・しかし誤解のないように、いまここで公式に大佐に確約しておきます。
(出典:ロバート・アスプリン『銀河おさわがせ中隊』)
・これまで、味方すると確約してくれた大名は一人もいないのである。
(出典:井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・本能寺の変』)
・同じく機械文明で人間の幸福が確約されない事も充分反省されてよい。
(出典:柳宗悦『民芸四十年』)
・聞いたことを覚えているかどうかは確約しきれないけどな。
(出典:谷川流『7 涼宮ハルヒの陰謀』)
・テレビに関心を寄せていたビクターは受け入れを確約してくれた。
(出典:中川靖造『海軍技術研究所』)
・謙介が穴を空ければ、その全責任を自分が負うということを確約するのだ。
(出典:楡周平『フェイク』)
・そこだけは、今きっちりと押さえ、確約を取っておかなければならなかった。
(出典:藤本ひとみ『華麗なるオデパン』)
・努力するなどというあいまいな言葉ではなく、確約が欲しいんだ。
(出典:西村京太郎『夜間飛行(ムーンライト)殺人事件』)