土地勘/土地勘
「土地鑑/土地勘がある」などのように使う「土地鑑/土地勘」という言葉。
「土地鑑/土地勘」は、音読みで「とちかん」と読みます。
「土地鑑/土地勘」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「土地鑑/土地勘」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
土地鑑/土地勘の意味
「土地鑑/土地勘」には次の意味があります。
・その土地の地理・地形・事情などについての知識。(出典:デジタル大辞泉)
「この辺りの地域には、土地鑑/土地勘がありますか?」などと、よく使われます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・かなり走ったし、土地鑑のない人間にこのルートがわかるとも思えない。
(出典:福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(全10巻) 機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上)』)
・つまりは土地勘も充分にあるし、先生の顔だって知らないわけではない。
(出典:乾くるみ『マリオネット症候群』)
・男がこの近所に住んでいるのか、土地鑑はあるのか、探ろうとしたのだったが。
(出典:新津きよみ『訪問者』)
・以前よりも土地勘がついたわたしが同行し、里へのガイド役を務めます。
(出典:田中ロミオ『人類は衰退しました-2』)
・単に犯人に土地鑑があった、というだけではないようだったからだ。
(出典:深谷忠記『寝台特急「出雲」+-の交叉』)
・運転もしないし土地勘もない私にとって、こういう運転手ほど嫌なものはない。
(出典:内田春菊『息子の唇』)
・そう、一応の土地鑑がなければ、あのスピーディーな犯行は成立しない。
(出典:津村秀介『松山着18時15分の死者』)
・我々は土地勘のある人間に情報協力を依頼することで、相手を探る。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 4 暇つぶし編』)