スポンサーリンク

鷺とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

「鷺が止まっている」などのように使う「鷺」という言葉。

「鷺」は、訓読みで「さぎ」と読みます。

「鷺」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鷺」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

鷺の意味

「鷺」には次の意味があります。

コウノトリ目サギ科の鳥の総称。(出典:デジタル大辞泉)

つまりは、鳥の一種です。
くちばし・くび・脚が長いのが特徴で、飛ぶときにくびを乙字形に曲げるのが特徴です。
一般的に体全体の羽が白いサギのことをシラサギと言い、日本ではダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギの4種を通称シラサギと呼びます。
62種が極地・砂漠を除く世界各地に分布しており、日本でもよく見かける鳥の一種です。
和歌や日本画などにも登場します。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・すでに描き上がっている一葉の画箋には、柳にの図が描いてあった。
(出典:吉川英治『宮本武蔵』)

・なるほど、泥湖の流木のうえに、たくさんなが止まって遊んでいた。
(出典:吉川英治『新書太閤記』)

・田舟を借りてを取りに行く足軽をあとに残して、一同は館へ帰った。
(出典:森鴎外『佐橋甚五郎』)

・稲は絶えず緑の波を立て、その中に降り立っているの姿が目に染みて白い。
(出典:外村繁『澪標』)

・弁天島の森にはが群れ、目の前の湖面に欅の葉がはらりと舞い落ちる。
(出典:樋口有介『魔女』)

・彼等が人形や鶏ややその他を切りぬく巧な方法は、驚くばかりであった。
(出典:モース・エドワード・シルヴェスター『日本その日その日』)

・黒子の衆は昼間には追いをやるでしょうに、と周平のお袋が言った。
(出典:小川国夫『逸民』)

・けれども今はそんな鷹も飛んでいなければ、鶴もも舞うてはおりません。
(出典:坪田譲治『新編 坪田譲治童話集』)

タイトルとURLをコピーしました