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投函とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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投函

「投函する」などのように使う「投函」という言葉。

「投函」は、音読みで「とうかん」と読みます。

「投函」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「投函」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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投函の意味

「投函」には次の意味があります。

郵便物をポストに入れること。(出典:デジタル大辞泉)

一般的には郵便物をポストに入れる行為を指しますが「投書箱や投票箱に用紙を入れる」という意味でも使うことができます。
気を付けなければならない点として「投函」は「ポストに入れる」という意味になるので、郵便局の窓口に行って郵便物を提出することには使いません。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・この手紙を投函するには伯爵に持って行ってもらわねばならないのです。
(出典:モーツァルト/服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』)

・そして、それを自分の死んだあとで息子に投函させたものに違いない。
(出典:江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編1 本格推理I』)

・似た字で書いて、誰かヨーロッパへ行く人間に頼んで投函してもらう。
(出典:赤川次郎『悪魔のような女 懐かしの名画ミステリー2』)

・最初のポストに投函しようと覚悟を決め、安藤は駅までの道を急いだ。
(出典:鈴木光司『らせん』)

・ところが、やつはビーヴァーに明日これを投函しろって言ってるんです。
(出典:ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』)

投函できない手紙で、東京に帰ってから、頼子に手渡すほかはなかった。
(出典:松本清張『波の塔(上)』)

・書いてしまった時にはもう投函の必要はなくなっていた。
(出典:池澤夏樹『スティル・ライフ』)

・其の日は手紙を読んだり書いて投函しに走ったりして暮れました。
(出典:知里幸恵『手紙』)

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