星座
「冬の星座を見る」などのように使う「星座」という言葉。
「星座」は、音読みで「せいざ」と読みます。
「星座」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「星座」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
星座の意味
「星座」には次の意味があります。
・恒星をギリシャ神話中の人物や動物・器具などに見立てて適当に結び付け、天球を区分したもの。(出典:デジタル大辞泉)
現在は黄道12、北天28、南天48の全部で88星座に区分されています。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・もっとずっとゆっくりとではあるが、星座そのものも変化しつつあった。
(出典:ジェイムズ・ブリッシュ『宇宙都市シリーズ(全4巻) 2 星屑のかなたへ』)
・それは星座の名前ではなく、さして大きくはないたった一つの星だった。
(出典:ホーガン『ガニメデの優しい巨人』)
・彼らの知っているあらゆる星、見慣れたあらゆる星座は姿を消していた。
(出典:クラーク『都市と星』)
・西の方に、彼等が自分達二人の星座にしていたオリオンが、時々現れた。
(出典:ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 中巻』)
・女というのはどうしてこうも星座のこととなると眼の色を変えるのであろうか。
(出典:森瑤子『恋のインデックス』)
・何故なら、この文字が書かれていた所は星座の名前が書かれていた所である。
(出典:ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』)
・夜であれば季節を問わずに必ず見える星座をお前は選ばなければならなかった。
(出典:初野晴『漆黒の王子』)
・たとえば一九〇一年にペルセウス星座に突然出現したようなのがそれである
(出典:寺田寅彦『宇宙の始まり』)