謹賀とは？意味や使い方・例文をわかりやすく解説

謹賀

「謹賀新年」などのように使う「謹賀」という言葉。

「謹賀」は、音読みで「きんが」と読みます。

「謹賀」とは、どのような意味の言葉でしょうか？

この記事では「謹賀」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

「謹賀」には次の意味があります。

・心からつつしんで、よろこびを申し述べること。（出典：精選版日本国語大辞典）

「謹賀」はへりくだった印象を与える言葉のため、相手を敬う場面でも多く使用されます。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

・「皆さんのご来駕を謹賀いたします」
（出典：森岡浩之『星界シリーズ 1 星界の断章 I』）

・何が謹賀で、何が新年だ?
（出典：石坂洋次郎『陽のあたる坂道』）

・謹賀新年という文字と獅子舞のイラストの間に、次のように書いてあった。
（出典：東野圭吾『殺人の門』）

・今週の宿題あけましておめでとう、とか、謹賀新年には、もう飽きた。
（出典：糸井重里『糸井重里の萬流コピー塾』）

・謹賀の挨拶に訪れる。

・ご出産とのこと、謹賀いたします。

・年賀状に書くのは謹賀新年と恭賀新年のどちらが適切だろうか。

・上司の結婚を謹賀する。