優雅
「優雅な暮らし」などのように使う「優雅」という言葉。
「優雅」は、音読みで「ゆうが」と読みます。
「優雅」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「優雅」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
優雅の意味
「優雅」には次の意味があります。
・上品でみやびやかなこと。やさしい美しさのあること。また、そのさま。 (出典:大辞林 第三版)
「優雅」をわかりやすく言うと「余裕が感じられるような、ゆったりとして品のある美しさ」です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これだけ優雅で女らしく、顔の美しい人を私はほとんど見たことがない。
(出典:ドイル『アベ農園』)
・その動きにも、全身の傷の影響が見られないほど優雅さが漂っている。
(出典:安井健太郎『ラグナロク 第01巻 黒き獣』)
・優雅な衣から白い腕をのぞかせ、政吉をさし招くようにして笑い続ける。
(出典:宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』)
・初めのうちは彼の幸福もなお、優雅な詩になって現われるだけの力をもっていた。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・優雅に言いまわしてはあるが、これは一大事件だったにちがいない。
(出典:吉川英治『私本太平記』)
類語
・しなやか
意味:たおやかで優美なさま。(出典:大辞林 第三版)
・優艶(ゆうえん)
意味:やさしくしとやかなこと。あでやかで美しいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・婉麗(えんれい)
意味:しとやかで美しいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・寛雅(かんが)
意味:ゆったりとして優雅な・こと(さま)。(出典:大辞林 第三版)
・エレガント
意味:落ち着いて気品のあるさま。優美なさま。(出典:デジタル大辞泉)