マート
「ABCマート」などのように使う「マート」という言葉。
「マート」は、英語で「mart」と読みます。
「マート」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「マート」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
マートの意味
「マート」には次の意味があります。
・市場。商業の中心地。（出典：デジタル大辞泉）
「マート（mart）」は「市場」や「販売店」などを意味する英単語です。
カタカナ語としては「○○マート」などのように店舗名として使うことが多いです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・休業した銭湯の煙突の隣に、コンビニ・Iマートの電光看板が立っている。
（出典：岩本隆雄『ミドリノツキ〔上〕』）
・ニコニコマートでの仕事を終えた太郎を、杉浦はこっそり車で尾行することにしたのである。
（出典：森永あい原作／塚本裕美子著『山田太郎ものがたり たのしいびんぼう』）
・それから月恵はひまわりマートのチラシを見て、いるものをファックスで注文し、マンションに帰ってきた頃に配達してもらうことにした。
（出典：平安寿子『素晴らしい一日』）
・セブンイレブン系とマート系では、少し方式が違うが原理は同じである。
（出典：東海林さだお『タコの丸かじり』）
・どうやら以前、Iマートの一店舗で万引きし、警察に突き出されたのを逆恨みしているらし い。
（出典：岩本隆雄『ミドリノツキ〔上〕』）
類語
・ショップ
意味：商店。小売店。（出典：デジタル大辞泉）
・マーケット
意味：主に食料品や日用品を売る店が集まっている場所や建物。市場(いちば)。マート。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・市場（いちば）
意味：小売店が集まって常設の設備の中で、食料品や日用品を売る所。マーケット。（出典：デジタル大辞泉）
・市（いち）
意味：毎日、または一定の日に物を持ち寄り売買・交換すること。また、その場所。市場。（出典：デジタル大辞泉）
・バザール
意味：デパート・大商店などの特売会。また、特設売り場。（出典：デジタル大辞泉）
