重力
「重力の影響」などのように使う「重力」という言葉。
「重力」は、音読みで「じゅうりょく」と読みます。
「重力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「重力」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
重力の意味
「重力」には次の意味があります。
・地球上の物体が地球から受ける引力で、物体の重さの原因となっている力。地球の万有引力と地球自転による遠心力との合力。(出典:デジタル大辞泉)
一般的には「地球上の物体を地球にひきつける力」を意味することが多いですが、厳密には「質量をもつ全ての物体間に働く力」を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・ほんの一瞬だとしても、重力から自由になれるような気がするのだった。
(出典:ベレアーズ『(ルイスと魔法使い協会1)壁のなかの時計(TXT)』)
・ぼくの体は、重力を失って宙に浮かんでいた。
(出典:ウェルズ/赤坂長義訳『月世界最初の人間』)
・この程度の大きさの物体に、それほどの強い重力があるとは考えられない。
(出典:フィリップ・J・ファーマー『階層宇宙シリーズ 2 異世界の門』)
・ロケットを地球のまわりの無重力軌道にまで飛ばせる。
(出典:ハインライン『デリラと宇宙野郎たち』)
・すでに低重力の中での効果的な飛行術を身につけていた。
(出典:フィリップ・J・ファーマー『階層宇宙シリーズ 3 階層宇宙の危機』)
・若い学者で、重力理論を専門にしていたようである。
(出典:半村良『赤い酒場』)
・無重力宇宙空間に慣れた男にとって、月の小重力などに驚くことはない。
(出典:K.H.シェール,クラーク・ダールトン/松谷健二訳『宇宙英雄ローダン・シリーズ 1 大宇宙を継ぐ者』)
・十キロメートルの地区を望みのまま地球重力から解放できるのです。
(出典:K.H.シェール,クラーク・ダールトン/松谷健二訳『宇宙英雄ローダン・シリーズ 1 大宇宙を継ぐ者』)