「エコカー」などのように使う「エコ」という言葉。
「エコ(ECO)」は、英語の「Engineering Change Order」の頭文字です。
「エコ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「エコ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
エコの意味
「エコ」には次の意味があります。
・「エコロジー」の略。名詞の上に付いて、環境保護に配慮している意を表わす。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「エコ」は「エコロジー」の略であり、「自然環境保護運動」を意味する言葉です。
「エコカー」で「自然環境に配慮した車」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・エコ大流行のこの世の中、再利用の精神はとても大事です。
(出典:枯野瑛『銀月のソルトレージュ3 琥珀の画廊』)
・一時期、エコ・ファッションというのが流行したことがあった。
(出典:鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』)
・なるほど、こいつは「エコ・オタク」ってやつだな、と俺は思った。
(出典:山本弘『審判の日』)
・無垢の木材やエコ建材使うから、建築家さんに教えてもらって資材集めもやるの。
(出典:平安寿子『くうねるところすむところ』)
・エコ主婦か私は、と心の中で突っ込みを入れる。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 23 くもりガラスの向こう側』)
・アース・カラー、エコ・カラーなどというのは、偽善の極みなのだろう。
(出典:鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』)
・いきなり性善説のエコトークした所で聞いてくれるかっての。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 SS2』)
・地域社会の明日を考えるときに欠かせない「エコマネー」についての議論や勉強報告を載せてくれています。
(出典:藤原和博『自分「プレゼン」術』)