ジェスチャー
「ジェスチャーで合図する」などのように使う「ジェスチャー」という言葉。
英語では「gesture」と表記します。
「ジェスチャー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ジェスチャー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ジェスチャーの意味
「ジェスチャー」には次の意味があります。
・身振り。手振り。しぐさ。(出典:デジタル大辞泉)
他の人に何かを伝えるためにする身振り手振りを意味します。
また、「本気でそうするつもりのない、見せかけだけの態度や振る舞い」という意味で使うこともあります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・笑みと、手によるジェスチャーを送る。
(出典:川上稔『AHEADシリーズ 7 終わりのクロニクル3〈下〉』)
・あのジェスチャーは何を意図したものだったのだろうか。
(出典:九里史生『SAO-Web-0401-第一章~第三章』)
・ゆっくりとした、しかし明確な肯定のジェスチャーがあった。
(出典:九里史生『SAO-Web-外伝5 圏内事件』)
・親指を下にさすジェスチャーをした。
(出典:時雨沢恵一『キノの旅 第5巻』)
・機関を覗き込んだのは、女に対するジェスチャーにすぎなかった。
(出典:森村誠一『日本アルプス殺人事件』)
類語
・身振り(みぶり)
意味:感情や意志を伝えるためのからだの動き。しぐさ。ゼスチャー。(出典:デジタル大辞泉)
・手振り(てぶり)
意味:手を振ること。手を動かすこと。また、その手つき。(出典:デジタル大辞泉)
・仕草(しぐさ)
意味:何かをするときのちょっとした動作や身のこなし。(出典:デジタル大辞泉)
・振り(ふり)
意味:人の振る舞い。しぐさ。また、なりふり。(出典:デジタル大辞泉)
・ポーズ
意味:わざとらしい気取った態度。また、見せかけだけの態度。(出典:精選版 日本国語大辞典)