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本舗とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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本舗

「和菓子の本舗」などのように使う「本舗」という言葉。

「本舗」は、音読みで「ほんぽ」と読みます。

「本舗」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「本舗」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

本舗の意味

「本舗」には次の意味があります。

特定の商品を製造・販売するおおもとの店。総本店。(出典:精選版 日本国語大辞典)

 自身が勤務する店舗のこと、という意味もあるようですが、大抵は何かを専門的に扱う、各地の支店の中枢にあたる大きな店舗のことを言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もし固有名詞ならば味の素本舗の広告になるから、逓信省が放送を許さないことになるというのである。
(出典:戸坂潤『世界の一環としての日本』)

・カマボコ板には金釘流で、『長寿妙湯本舗 長保堂 第一工場』とあった。
(出典:開高健『青い月曜日』)

・酔って足をとられる客が跡を絶たなかったため、本舗の神谷バーでは三杯以上は売らなかった。
(出典:紀田順一郎『東京の下層社会』)

・「しゃちほこういろう」本舗・新垂井工場への距離を示す数字だ。
(出典:東郷隆『定吉七番シリーズ 4 ゴールドういろう』)

・、この神様の表参道入口には遊女屋が神恩を蒙って営業し、裏参道入口にはサフラン湯本舗というのが同じく神恩を蒙って営業しているよ。
(出典:坂口安吾『安吾の新日本地理』)

類語

本社ほんしゃ
意味:会社の業務を行う本拠となっている事業所。(出典:デジタル大辞泉)

本部ほんぶ
意味:組織・団体などで、活動の中枢となるところ。(出典:デジタル大辞泉)

本店ほんてん
意味:営業の本拠となる店。営業所が複数あるとき、その主たる営業所をいう。(出典:デジタル大辞泉)

商事しょうじ
意味:商売に関することがら。商業上の事柄。(出典:精選版 日本国語大辞典)

旗艦店きかんてん
意味:複数の店舗をもつ小売業で、宣伝・販売戦略上の中心となる店舗。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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