予防
「予防接種」などのように使う「予防」という言葉。
「予防」は、音読みで「よぼう」と読みます。
「予防」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「予防」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
予防の意味
「予防」には次の意味があります。
・悪い事態の起こらないように前もってふせぐこと。（出典：デジタル大辞泉）
漢字の通り「予め（あらかじめ）防ぐ」という意味です。
「予防接種」で「感染症の発生や流行を前もって防ぐためにワクチンを接種すること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・怪我を予防するには、とにかく無理をしない、というのが私の考えだ。
（出典：川島誠『もういちど走り出そう』）
・原因も予防も治療法も分からない、いつ相手が死ぬか自分が死ぬかも分からない。
（出典：有川浩『塩の街 wish on my precious』）
・行為の結果について考えるから犯罪予防になると思うね。
（出典：野村胡堂『随筆銭形平次』）
・知人から流行の天然痘予防の注意を受けていた。
（出典：宮本百合子『長崎の印象』）
・本当にそれは予防策になっているのかな!?
（出典：西尾維新『物語シリーズ 14 暦物語』）
類語
・防ぐ（ふせぐ）
意味：好ましくない事態が生じないようにする。（出典：デジタル大辞泉）
・対策（たいさく）
意味：相手の態度や事件の状況に応じて、とる方法や手段。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・予見（よけん）
意味：事の起こる前にあらかじめ知ること。前もって知ること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・自衛（じえい）
意味：自分の力で自分を守ること。（出典：デジタル大辞泉）
・防衛（ぼうえい）
意味：他からの攻撃に対して、防ぎ守ること。（出典：デジタル大辞泉）
