キャンセル
「キャンセル続出」などのように使う「キャンセル」という言葉。
英語では「cancel」と表記します。
「キャンセル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「キャンセル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
キャンセルの意味
「キャンセル」には次の意味があります。
・契約を一方的に取り消すこと。また、宿泊や切符などの予約を取り消すこと。契約破棄。解約。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言えば「取り消すこと」という意味です。
パソコン用語としては「操作を取り消すこと」という意味で使います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・今日の仕事を全てキャンセルするように伝えた。
(出典:大迫純一『神曲奏界ポリフォニカ ポリ黒1 インスペクター・ブラック』)
・すぐにこのホテルをキャンセルせえ!
(出典:永沢光雄『AV女優(上)』)
・今日のあなたの予定はすべてキャンセルしていただきますわよ?
(出典:鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 7』)
・飛行機のキャンセルを待つにしても、十人も同時には取れないよ。
(出典:山村美紗『幻の指定席』)
・彼女は急用ができたからと受診をキャンセルして、家に帰ってしまった。
(出典:打海文三『時には懺悔を』)
類語
・取消し(とりけし)
意味:取り消すこと。撤回・解消すること。(出典:デジタル大辞泉)
・解約(かいやく)
意味:契約を取り消すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・破棄(はき)
意味:契約・取り決めなどを一方的に取り消すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・撤回(てっかい)
意味:一度出したものを取り下げること。言い出した事柄を後になって引っ込めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・白紙撤回(はくしてっかい)
意味:一度決まった事柄を、何もなかった元の状態に戻すこと。(出典:デジタル大辞泉)