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ノルマとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ノルマ

「ノルマを達成する」などのように使う「ノルマ」という言葉。

「ノルマ」は、ロシア語で「квота」と表記します。

「ノルマ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ノルマ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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ノルマの意味

「ノルマ」には次の意味があります。

各個人や工場などに割り当てられた、一定時間内における労働・生産の最低基準量。第二次世界大戦のシベリア抑留者が、引き揚げてきて伝えた語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「ノルマ」をわかりやすく言うと、「各個人や工場で、決められた期限までに必要な成果の量」という意味になります。
第二次世界大戦後にシベリアから解放された人により、伝えられたとされています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・六人はノルマや営業成績のためではなく、気分で働いていたのである。
(出典:石田衣良『アキハバラ@DEEP』)

・自分は就職して二年目なんですが、ノルマ厳しいんっすよ、うちの会社。
(出典:篠田節子『レクイエム』)

・冬を越し、ノルマを果たすために死亡した率は軍人よりも多かったと思われる。
(出典:御田重宝『シベリア抑留』)

・一日に一件の同伴をしていたのではとうていノルマなど達成できやしない。
(出典:楡周平『フェイク』)

・でも考えてみれば、このノルマ査定というのはだれのためのものだろう。
(出典:ソルジェニツィン/小笠原豊樹訳『イワン・デニソビッチの一日』)

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類語

定数(ていすう)
意味:一定の数量・数値。また、定められた数量・数値。(出典:デジタル大辞泉)

役割(やくわり)
意味:転じて、割り当てられた仕事。つとめ。役目。(出典:精選版 日本国語大辞典)

勤め(つとめ)
意味:当然果たさなければならない事柄。任務。義務。(出典:デジタル大辞泉)

課題(かだい)
意味:解決しなければならない問題。果たすべき仕事。(出典:デジタル大辞泉)

アサインメント
意味:割り当て。割り当てられた仕事。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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