熱狂的
「熱狂的なファン」などのように使う「熱狂的」という言葉。
「熱狂的」は、音読みで「ねっきょうてき」と読みます。
「熱狂的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「熱狂的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
熱狂的の意味
「熱狂的」には次の意味があります。
・熱狂しているさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「熱狂的」とは、愛情表現であり、夢中になって物凄く興奮しているさまを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかしいかなる意味において熱狂的だかは、知ることができなかった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・それでも彼の誠意に強く打たれ、絶対の信頼をうけたことで熱狂的になった。
(出典:フーリック/大室幹雄訳『中国迷路殺人事件』)
・数人の熱狂的信者は戦いつづけたが、大半は武器を捨てて降伏した。
(出典:エディングス『マロリオン物語2 熊神教徒の逆襲』)
・熱狂的に愛しつづけてきた彼女が、わたしの手もとから失われていきそうだ。
(出典:マゾッホ/小野武雄訳『毛皮を着たヴィーナス』)
・少数ながら、常に熱狂的ファンに支えられ、何作かは海外でも翻訳された。
(出典:小池真理子『ひるの幻 よるの夢』)
類語
・情熱的(じょうねつてき)
意味:感情を激しく燃え上がらせるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・熱情的(ねつじょうてき)
意味:熱情のこもっているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・精力的(せいりょくてき)
意味:活動する力のあふれるさま。疲れを見せずに物事に積極的に対処していくさま。(出典:デジタル大辞泉)
・熱烈(ねつれつ)
意味:物事に熱中したり、感情が高ぶったりして、激しい言動をとること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・血が騒ぐ(ちがさわぐ)
意味:気持ちが高ぶって、じっとしていられなくなる。心がおどる。(出典:デジタル大辞泉)