優秀
「優秀な成績」などのように使う「優秀」という言葉。
「優秀」は、音読みで「ゆうしゅう」と読みます。
「優秀」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「優秀」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
優秀の意味
「優秀」には次の意味があります。
・人の能力が非常にすぐれていること。また、そのさま。機械の性能などについていうこともある。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「優秀」とは、他のものよりもレベルが高く、まさっていることを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・四月ごろ、彼の友人であった優秀な人々の間に多くの犠牲を生じました。
(出典:宮本百合子『道標』)
・これはどんな一流大学に通う優秀といわれる学生でも例外じゃないんだ。
(出典:今邑彩『蛇神』)
・各種の軍事施設は、おそらく優秀なラジオをもっていたろうと思われる。
(出典:宮本百合子『みのりを豊かに』)
・彼女によればエディは大変優秀なコーチではあるが、半分犯罪者なのだ。
(出典:井田真木子『プロレス少女伝説』)
・おまえたちの法律は認めないし、おまえたちが我々より優秀だとも認めない。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 5 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)』)
類語
・秀逸(しゅういつ)
意味:他のものに比べてぬきんでてすぐれていること。また、そのさま。古くは、特に歌、句などの選考で最高の評価をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・優良(ゆうりょう)
意味:性質・品質などが他のものよりすぐれてよいこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・優等(ゆうとう)
意味:他よりもすぐれていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・錚々(そうそう)
意味:多くのもののなかで、特にすぐれているさま。傑出しているさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・有数(ゆうすう)
意味:とりたてて数えあげるほど、おもだっていること。指を折って数えられるほど少数ですぐれていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)