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殿堂入りとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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殿堂入り

「殿堂入りを果たした」などのように使う「殿堂入り」という言葉。

「殿堂入り」は、「でんどういり」と読みます。

「殿堂入り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「殿堂入り」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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殿堂入りの意味

「殿堂入り」には次の意味があります。

その分野で業績のあった人の功を顕彰し、名前を功労者名簿に加えること。(出典:デジタル大辞泉)

簡単に言うと、特定の分野で素晴らしい業績を上げた人の名前を功労者名簿に加えることです。
「殿堂」とは大きくて立派な建物のことを表し、殿堂に納めるだけの価値があると認められたものを「殿堂入り」と呼ぶようになった、と言われています。
野球では、野球界の発展に寄与した選手、監督などに与えられる称号として用いられています。
その他、芸能人や商品の人気ランキングなどで、連続して1位を記録するなどした場合に「殿堂入り」という称号を与える場合があります。
通常「殿堂入り」した後は、次回以降の人気投票からは外されることとなります。
具体的に「功労者名簿」もしくはそれに代わるものが無くても、何かしらに長けていたり、優れている人やもののことを表すのに、比喩的に用いられることもあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ぼくはよく知らないけど日本の俳壇の、いわば殿堂入りの人なんだそうだ。
(出典:赤瀬川原平『老人力 全一冊』)

・かれは、人々の記憶に殿堂入りを果たすことができなかったのだ。
(出典:李成『砧をうつ女』)

・あれってもう忘れられないよね、惨い振り方の殿堂入りって感じ!
(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 3巻 仮面舞踏会』)

・むろん殿堂入りは日本人として宗一郎が初めて。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』)

・もはや殿堂入りといってもいい。
(出典:林真理子『美女入門 PART2』)

類語

名誉(めいよ)
意味:身分や職名を表す語に付けて、その人の功労をたたえて贈る称号とするもの。(出典:デジタル大辞泉)

四天王(してんのう)
意味:ある部門や臣下・弟子などの中で、最もすぐれている者4人の称。(出典:デジタル大辞泉)

御三家(ごさんけ)
意味:ある方面で有力、または有名な三人。(出典:デジタル大辞泉)

名を残す(なをのこす)
意味:名を後々まで言いはやされる。名声を後世にとどめる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

名を成す(なをなす)
意味:世間からよい評判をたてられる。ひとかどの人物として有名になる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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