無意味
「そんなことをしても無意味だ」などのように使う「無意味」という言葉。
「無意味」は、音読みで「むいみ」と読みます。
「無意味」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「無意味」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
無意味の意味
「無意味」には次の意味があります。
・意味のないこと。価値なく、つまらないこと。また、そのさま。無意義。ナンセンス。(出典:)
「無意味」をわかりやすく言うと「意味がないこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・社会にとつて無意味であつても、人間にとつては必要であるかも知れぬ。
(出典:北条民雄『柊の垣のうちから』)
・ここにいる怪奇趣味の連中が、その無意味な演技を見たがっているのだ。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』)
・そんなかれらに、もっとましなものがあるのだと話すのは無意味なことだ。
(出典:ハインライン『宇宙の孤児』)
・将来にそなえてあらかじめ計画しておくのは無意味なことではあるまい。
(出典:J・M・ディラード/斉藤伯好訳『宇宙大作戦 スター・トレック6/未知の世界』)
・そして、見かけとは逆に、無意味ではないのかもしれないとも思っていた。
(出典:ピアズ・アンソニイ『魔法の国ザンス1~カメレオンの呪文~』)
類語
・論外(ろんがい)
意味:論ずるまでもないこと。議論する価値もないこと。問題にならないこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ナンセンス
意味:意味をなさないこと。無意味であること。ばかげていること。また、そのさま。ノンセンス。(出典:デジタル大辞泉)
・不毛(ふもう)
意味:なんの進歩も成果も得られないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・下らない(くだらない)
意味:まじめに取り合うだけの価値がない。程度が低くてばからしい。くだらぬ。くだらん。(出典:デジタル大辞泉)
・無意義(むいぎ)
意味:意義のないこと。価値がなくつまらないこと。また、そのさま。無意味。(出典:デジタル大辞泉)