担当
「担当者」などのように使う「担当」という言葉。
「担当」は、音読みで「たんとう」と読みます。
「担当」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「担当」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
担当の意味
「担当」には次の意味があります。
・受け持つこと。引き受けること。また、その受け持ちの人。（出典：精選版 日本国語大辞典）
ある事柄を受け持つことや、受け持つ人のことを指す言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このクラスを担当する新しい先生だということに、みんなはすぐ気がついた。
（出典：乙一『死にぞこないの青』）
・君の特別任務と同じ仕事を担当している彼は必ず力になってくれるよ。
（出典：中村正『元首の謀叛』）
・僕は担当編集さんとの待ち合わせ場所に向かう為、電車に乗っていました。
（出典：井上堅二『バカとテストと召喚獣 4』）
・この惑星の現政権を誰が担当しているかについては、何も言われなかった。
（出典：ロバート・アスプリン,P・J・ヘック『銀河おさわがせマネー』）
・戦前の日本では内務省という組織がほぼ同じような機能を担当していた。
（出典：中山元『フーコー入門』）
類語
・受け持ち（うけもち）
意味：自分の仕事として責任をもって行うこと。また、その仕事を行う人。（出典：デジタル大辞泉）
・係（かかり）
意味：組織の中である仕事を専門に担当すること。また、その人。（出典：デジタル大辞泉）
・担任（たんにん）
意味：ある物事を引き受けること。任務を担当すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・当番（とうばん）
意味：順番に交代する仕事について、その順番に当たること。その番を担当すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・扱う（あつかう）
意味：人をもてなす。世話をする。（出典：デジタル大辞泉）
