裏話
「裏話を聞いてからより一層興味を持った」などのように使う「裏話」という言葉。
「裏話」は、訓読みで「うらばなし」と読みます。
「裏話」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「裏話」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
裏話の意味
「裏話」には次の意味があります。
・一般には知られていない、内部の事情に関する話。(出典:デジタル大辞泉)
「裏話」とは、一部の人だけが知っている、内輪だけの話のことです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・歴史の裏話を開いたようで、ロレンスはつい笑ってしまったのだった。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料II (電撃文庫)』)
・各作品の成立の由来や、その裏話を、少しばかり語りたいと思います。
(出典:山本弘『サーラの冒険 Extra 死者の村の少女』)
・いまになって裏話を知っても、もうなんにもならないだろう。
(出典:阿部牧郎『誘惑魔』)
・ぼくは人の話を聞いていて、いちばんおもしろいのは「裏話」である。
(出典:竹内久美子,日高敏隆『もっとウソを! 男と女と科学の悦楽』)
・本人の視点では描けない、黒猫の裏話などどうだろうかと書いてみたものです。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第9巻』)
類語
・逸話(いつわ)
意味:その人についての、あまり知られていない興味深い話。(出典:デジタル大辞泉)
・こぼれ話(こぼればなし)
意味:本筋から派生したちょっとした話。(出典:デジタル大辞泉)
・楽屋話(がくやばなし)
意味:内輪の話。(出典:デジタル大辞泉)
・余話(よわ)
意味:世間に知れ渡っていないちょっとした話。(出典:デジタル大辞泉)
・内緒話(ないしょばなし)
意味:人に聞かれないように、こっそりする話。(出典:デジタル大辞泉)