用途
「用途が広い品」などのように使う「用途」という言葉。
「用途」は、音読みで「ようと」と読みます。
「用途」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「用途」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
用途の意味
「用途」には次の意味があります。
・物や金の使いみち。(出典:大辞林 第三版)
「用途」とは、「物やお金がどんなことに使われるか」ということを表します。
「使用法」や「使いどころ」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・コンピューターを他の用途に使うことができなくなってしまうのだった。
(出典:桜坂洋『よくわかる現代魔法 第04巻 jini使い』)
・彼が不必要な物の微妙な用途を認めた時、彼は芸術の国に入ったのである。
(出典:村岡博『茶の本』)
・地図をジャに見せてその用途を説明するとかれは多いに興味を抱いた。
(出典:バローズ/佐藤高子訳『危機のペルシダー』)
・彼はケリーに、時計に使われている宝石の用途を説明してくれと頼んだ。
(出典:マッカラーズ/河野一郎訳『心は孤独な狩人』)
・玄関を入ったところは、本来の用途としては食事のためのスペースだった。
(出典:片岡義男『七月の水玉』)
類語
・使途(しと)
意味:金銭・物品などの使い道。(出典:デジタル大辞泉)
・使い道(つかいみち)
意味:使う方法。使う目的に応じたそれぞれの方面。(出典:デジタル大辞泉)
・費途(ひと)
意味:金銭の使いみち。(出典:大辞林 第三版)
・効用(こうよう)
意味:その物の使いみち。その物を使う方法。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・目途(もくと)
意味:めあて。目的。(出典:精選版 日本国語大辞典)