受検
「検定の受検」などのように使う「受検」という言葉。
「受検」は、音読みで「じゅけん」と読みます。
「受検」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「受検」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
受検の意味
「受検」には次の意味があります。
・検査や検定などを受けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「受検資格」で「検査や検定を受ける資格」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・「最初の受検者を連れてきてください」リックはいちだんと憔悴した顔になったエルドン・ローゼンをうながした。
(出典:ディック/朝倉久志訳『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』)
・受検部隊は受検対策に秘術を尽くす。
(出典:大江志乃夫『凩の時』)
・この検定は、誰でも受検できる。
・本校では生徒に商業系資格検定の受検を勧めている。
・検査は受検者に対して精神的負荷の強いものだった。
類語
・受験(じゅけん)
意味:試験を受けること。入学や入社、また資格をとるための試験を受けること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・進学(しんがく)
意味:上級の学年や学校にすすむこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・試問(しもん)
意味:ためしに問うこと。知識などを質問して試験すること。また、その問題。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・試験(しけん)
意味:問題を出して解答させ、理解の程度をしらべ、学業・技術の優劣、また、及落・採否などを決めること。考査。エクザミネーション。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・テスト
意味:学力や、知能、能力などを知るための試験。検査。また、その試験をすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)