クルーズ
「豪華客船によるクルーズ旅行」などのように使う「クルーズ」という言葉。
「クルーズ」は、英語で「cruise」と表記します。
「クルーズ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「クルーズ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
クルーズの意味
「クルーズ」には次の意味があります。
・客船による観光旅行。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、船で観光する旅行のことです。
いくつかの港を巡る場合もあれば、周遊して同じ港に戻ってくる場合などにも当てはまります。
「cruise」とは、名詞では「巡航」「周遊」、動詞では「(船が)巡航する」という意味です。
それがそのまま日本語になった言葉です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・費用は自腹だったので、いちばん格安な一泊二日のクルーズでしたが。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!6 踊るベリー・メリー・クリスマス』)
・見物用の小型クルーズが出ており、それで入江をひとまわりした。
(出典:)
・ちょうどクルーズの途中で、ここに寄港したようですが、乗客もみんな貴族でしたな。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 12 銀河私掠船団』)
・クルーズとはいっても、夜のことゆえ、はるかかなたに陸の灯が見えるだけだ。
(出典:東海林さだお『食後のライスは大盛りで』)
・なにしろ、今回のクルーズには鶴賀百貨店が集めた三百数十名の客が乗っているのである。
(出典:平岩弓枝『パナマ運河の殺人』)
類語
・船旅(ふなたび)
意味:船に乗ってする旅。(出典:デジタル大辞泉)
・巡航(じゅんこう)
意味:船舶などがあちこちを回ること。(出典:デジタル大辞泉)
・周航(しゅうこう)
意味:船で方々を巡ること。船でひと巡りすること。(出典:デジタル大辞泉)
・航海(こうかい)
意味:船で海をわたること。(出典:デジタル大辞泉)
・回航(かいこう)
意味:あちこちの港を巡る航海。(出典:デジタル大辞泉)