最大
「世界最大」などのように使う「最大」という言葉。
「最大」は、音読みで「さいだい」と読みます。
「最大」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「最大」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
最大の意味
「最大」には次の意味があります。
・もっとも大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)
読んで字のごとく、ある範囲や程度の中でもっとも大きいことを表す言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・つまり最大でも八日あれば全部の映画を見つくしてしまうことになる。
(出典:栗林元『自転車の夏』)
・そして最大の不幸とは物事をゆがめて考えることではないか、と思った。
(出典:アラン/宗左近訳『幸福について(上)』)
・私はこの書物を読むのに貴下の他の著述に増して最大の困難を覚えた。
(出典:戸坂潤『エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説』)
・これが俳優の場合、所謂変な偉くなり方をすることが多い最大原因です。
(出典:岸田国士『俳優倫理』)
・しかし各独立国の利益は常にその国内に最大量の富を蓄積するにある。
(出典:吉田秀夫『人口論』)
類語
・極大(きょくだい)
意味:可能な限りの大きさ。きわめて大きいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・大きい(おおきい)
意味:規模が並を超えている。(出典:デジタル大辞泉)
・ビッグ
意味:大きいさま。大規模なさま。重要なさま。(出典:デジタル大辞泉)
・巨大(きょだい)
意味:非常に大きいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・特大(とくだい)
意味:特別に大きいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)