話題
「話題のドラマ」などのように使う「話題」という言葉。
「話題」は、音読みで「わだい」と読みます。
「話題」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「話題」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
話題の意味
「話題」には次の意味があります。
・話の主題。話のたね。(出典:精選版 日本国語大辞典)
上記の意味の如く、話の中心的な材料をさす言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・僕等はあの本を研究して、この共通の話題の上に僕たちの友情を築こう。
(出典:きだ・みのる『道徳を否む者』)
・彼はいつも感情が迫って来ると、こういうふうに話題を変えてしまった。
(出典:アレクサンドル・デュマ/石川登志夫訳『鉄仮面(下)』)
・本来なら食事中の話題はそのことに集中するはずだが、そうではなかった。
(出典:R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 4 アルゴスの有毒世界』)
・江戸の公役が出張を見た各宿調査の模様は、やがて一同の話題に上った。
(出典:島崎藤村『夜明け前』)
・正直なところは、余りこういう話題には触れたくないとするのだろう。
(出典:吉川英治『新書太閤記』)
類語
・トピック
意味:話題になる事柄・出来事。(出典:デジタル大辞泉)
・主題(しゅだい)
意味:中心となる題目・問題。(出典:デジタル大辞泉)
・話の種(はなしのたね)
意味:談話や評判の材料。(出典:デジタル大辞泉)
・本題(ほんだい)
意味:中心となる題目。話題や議論などの眼目の事柄。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・話柄(わへい)
意味:話の種。話題。(出典:デジタル大辞泉)