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とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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可否

「可否を問う」などのように使う「可否」という言葉。

「可否」は、音読みで「かひ」と読みます。

「可否」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「可否」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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可否の意味

「可否」には次の意味があります。

・ よいかよくないか。事のよしあし。(出典:デジタル大辞泉)

「可」は「よしとする」、「否」は「よしとしない」を意味します。
「可否」は「賛成と不賛成」や「許可と不許可」などの意味でも使います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ことの可否は明日中に彼が報告出来るだろう、ということになりました。
(出典:石原慎太郎『生還』)

・僕はこの原稿を発表する可否はもちろん、発表する時や機関も君に一任したいと思っている。
(出典:芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』)

・橋口の逮捕の可否だけを検討することにした。
(出典:森村誠一『生前情交痕跡あり』)

・病名を告げることの可否についての議論は、最近の問題である。
(出典:星新一『あれこれ好奇心』)

・放射線科の医者の指示に従って、手術の可否が決定するといってもいいくらいらしい。
(出典:田中康夫『昔みたい』)

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類語

善し悪し(よしあし)
意味:よいことと悪いこと。よいか悪いか。ぜんあく。よしわるし。(出典:デジタル大辞泉)

是非(ぜひ)
意味:物事のよしあしを議論し判断すること。批評すること。(出典:デジタル大辞泉)

適否(てきひ)
意味:適することと、適さないこと。また、適するか、適さないか。適不適。(出典:デジタル大辞泉)

当否(とうひ)
意味:道理に合うことと合わないこと。よしあし。(出典:デジタル大辞泉)

是非曲直(ぜひきょくちょく)
意味:よいことと悪いことと曲がっていることとまっすぐなこと。物事のよしあしや正邪。理非曲直。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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