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不統一とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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不統一

「不統一な表記」などのように使う「不統一」という言葉。

「不統一」は、音読みで「ふとういつ」と読みます。

「不統一」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不統一」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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不統一の意味

「不統一」には次の意味があります。

・統一のとれていないこと。物事にまとまりのないさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「不統一」とは、集団や組織などにまとまりがなく、統一性のないことを言います。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・兵数が増えるほど、士気の低さや意思の不統一に悩むであろう。
(出典:田中芳樹『紅塵』)

・あれやこれやの雑色の不統一な俳優達が掻き集められた。
(出典:三好十郎『俳優への手紙』)

不統一な時代に生れた私たちは、かかる不統一を生活の上に強いられている。
(出典:柳宗悦『工芸の道』)

・意志における欲求も知識における思想も共に理想が事実と離れた不統一の状態である。
(出典:西田幾多郎『善の研究』)

不統一きわまりない現実というものを、雨はひとつにまとめ上げる。
(出典:片岡義男『ラハイナまで来た理由』)

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類語

・不調和(ふちょうわ)
意味:調和もなく、不釣合いなこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・不均衡(ふきんこう)
意味:つりあいが保たれていないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・まちまち
意味:物事や意見などが、それぞれ異なっていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・混沌(こんとん)
意味:すべてが入りまじって区別がつかないさま。(出典:デジタル大辞泉)

・不規則(ふきそく)
意味:規則正しくないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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