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漆器とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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漆器

「高級な漆器を購入する」などのように使う「漆器」という言葉。

「漆器」は、音読みで「しっき」と読みます。

「漆器」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「漆器」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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漆器の意味

「漆器」には次の意味があります。

うるし塗りのうつわ。塗り物。(出典:精選版 日本国語大辞典)

言い換えると、「漆器」は「漆が塗られた器」を指します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・前から気になる店ではあったが、漆器を求めたことから縁ができた。
(出典:岸本葉子『マンション買って部屋づくり』)

・おそらくこの地方ほど漆器が愛されている所は他にないではないでしょうか。
(出典:柳宗悦『手仕事の日本』)

・事実、「闇」を条件に入れなければ漆器の美しさは考えられないと云っていゝ。
(出典:谷崎潤一郎『陰翳礼讃』)

漆器は砂漠を越えた大陸の東の、さらに東にある小国が名産地と聞いている。
(出典:西東行『鳥は星形の庭におりる』)

漆器美術の巧緻なことは、我々芸術を解せぬ者にも、当時の人の雅趣が思われたのだ。
(出典:佐藤垢石『淡紫裳』)

類語

塗り物ぬりもの
意味:漆塗りの器物の総称。漆器。(出典:デジタル大辞泉)

塗り師ぬりし
意味:漆細工や漆器の製造に従事する職人。(出典:デジタル大辞泉)

漆細工うるしざいく
意味:器物に漆を塗って細工すること。また、その製品。(出典:精選版 日本国語大辞典)

漆塗りうるしぬり
意味:漆を器物に塗ること。また、その器物。漆細工。(出典:デジタル大辞泉)

色漆いろうるし
意味:顔料を加えて色をつけた漆。朱漆・黒漆・青漆など。(出典:デジタル大辞泉)

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