昇進
「課長に昇進した」などのように使う「昇進」という言葉。
「昇進」は、音読みで「しょうしん」と読みます。
「昇進」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「昇進」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
昇進の意味
「昇進」には次の意味があります。
・職務上の地位、官位などが上がること。(出典:デジタル大辞泉)
「昇進」をわかりやすく言うと「会社などでの地位が上がること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼の父は党の地方幹部ということで、若くして大佐に昇進した男だった。
(出典:池上司『八月十五日の開戦』)
・篠崎の妻は夫の昇進のためにすすんで行動するタイプの女だったわけだ。
(出典:阿部牧郎『オフィス街のエロス』)
・現在の階級に昇進して以来、徹夜の仕事などはしなくなっているのである。
(出典:アイルズ/宮西豊逸訳『殺意』)
・そのためには昇進をしなければならず、いくらかの計略はやむをえない。
(出典:星新一『城のなかの人』)
・彼女はいずれ昇進していくでしょうが、別に何の問題もありません。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 14 惑星スパルタふたたび』)
類語
・昇格(しょうかく)
意味:格式や階級などが上がること。また、上げること。格上げ。(出典:デジタル大辞泉)
・栄達(えいたつ)
意味:高い官位に進むこと。出世すること。栄進。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・昇級(しょうきゅう)
意味:等級が上がること。(出典:デジタル大辞泉)
・栄転(えいてん)
意味:今までよりよい地位に転任すること。転じて、転任することをいう尊敬語。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・出世(しゅっせ)
意味:社会的に高い身分・地位を得ること。(出典:デジタル大辞泉)