防衛
「国土を防衛する」などのように使う「防衛」という言葉。
「防衛」は、音読みで「ぼうえい」と読みます。
「防衛」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「防衛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
防衛の意味
「防衛」には次の意味があります。
・他からの攻撃に対して、防ぎ守ること。(出典:デジタル大辞泉)
「防衛」という言葉をわかりやすく言うと、「自分に悪影響が及ばないように守ること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・おそらくわたしは自己を防衛するように作られてはいないのでしょう。
(出典:タニス・リー『銀色の恋人』)
・ぼくは五重の防衛スクリーンを三層あるいは四層に張ろうと考えたんだ。
(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『スカイラーク3』)
・そうなれば防衛のため、独裁体制をとらざるをえなくなるかもしれない。
(出典:星新一『できそこない博物館』)
・確認するためにすぐにそれをわが方の防衛研究所に送って解明させたんだ。
(出典:中村正『元首の謀叛』)
・なんかこぢんまりと食べていければいいという防衛策じゃないんですね。
(出典:橋本克彦『欲望の迷宮 新宿歌舞伎町』)
類語
・防護(ぼうご)
意味:危害の及ぶのを防ぎ守ること。(出典:デジタル大辞泉)
・防御(ぼうぎょ)
意味:敵の攻撃などを防ぎ守ること。(出典:デジタル大辞泉)
・守備(しゅび)
意味: 敵の攻撃に対して味方を守るべく備えること。(出典:デジタル大辞泉)
・護身(ごしん)
意味:他から加えられる危険から身を守ること。(出典:デジタル大辞泉)
・自衛(じえい)
意味:自分の力で自分を守ること。(出典:デジタル大辞泉)