受理
「書類を受理する」などのように使う「受理」という言葉。
「受理」は、音読みで「じゅり」と読みます。
「受理」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「受理」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
受理の意味
「受理」には次の意味があります。
・受けとって処理すること。受けつけて審理すること。提出された願書、辞表、訴状などの書類を受け収めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
主に、書類や報告などの受け取りの行為や受け取ったことを意味ます。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私によって提出されるあなたの証言は感謝を以て受理されるでしょう。
(出典:ベルナノス『田舎司祭の日記』)
・かれらの報告が絶対に信用できるものとして受理されたからである。
(出典:ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録』)
・このような場合、一般の医師が死亡診断書を発行しても受理されない。
(出典:上野正彦『死体は語る』)
・なぜ、常識から考えてもおかしいようなリデル侯の訴えを受理したのか。
(出典:なぜ、常識から考えてもおかしいようなリデル侯の訴えを受理したのか。)
・しばらく前、ある女優さんから盗難被害の訴えを受理したことがあります。
(出典:佐竹一彦『ショカツ』)
類語
・受入れる(うけいれる)
意味:受けて入れる。(出典:デジタル大辞泉)
・処理(しょり)
意味:取り扱って事の始末をつけること。処置すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・承る(うけたまわる)
意味:「受ける」の謙譲語。謹んで受ける。お受けする。(出典:デジタル大辞泉)
・受領(じゅりょう)
意味:受けおさめること。金や物を受け取ること。領収。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・対応(たいおう)
意味:相手の出方や状況に応じてそれにふさわしく行動すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)