販売促進
「販売促進を行う」などのように使う「販売促進」という言葉。
「販売促進」は、音読みで「はんばいそくしん」と読みます。
「販売促進」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「販売促進」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
販売促進の意味
「販売促進」には次の意味があります。
・各種の手段を通じて消費者の購買意欲を高めること。販促。(出典: 精選版 日本国語大辞典)
売り手が、商品を購入させるために、買い手の購買意欲を刺激することを言います。
「販促(はんそく)」と略されることも多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この男は現在、そごうデパートに勤め、販売促進の仕事に従事している。
(出典: 東海林さだお『ショージ君の青春記』)
・今日はまず十時半から販売促進の会議があり、それから二組ほど来客がある。
(出典: 渡辺淳一『メトレス 愛人』)
・これまでは製品ごとに開発部やマーケティング・リサーチ部や販売促進部や意匠部などが設けられていた。
(出典: 姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク』)
・四輪車はいくら売れても、その利益は宣伝費を始めとする販売促進などに投入しなければならない。
(出典: 佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』)
・俺なりに、販売促進計画は立てねばならなかった。
(出典: 米澤穂信『古典部シリーズ3 クドリャフカの順番』)
類語
・セールスプロモーション
意味: 広告・宣伝や商品化計画・販売店援助などによる、商品販売を促進するための活動。(出典: 精選版 日本国語大辞典)
・キャンペーン
意味: 何らかの主張、あるいは宣伝のために、組織的、継続的に広く社会や大衆に訴える活動。(出典: 精選版 日本国語大辞典)
・宣伝 (せんでん)
意味: 商品の効能や主義・主張などに対する理解・賛同を求めて、広く伝え知らせること。(出典: デジタル大辞泉)
・売込み (うりこみ)
意味: 売り込むこと。(出典: デジタル大辞泉)
・マーケティング
意味: 顧客ニーズを的確につかんで製品計画を立て、最も有利な販売経路を選ぶとともに、販売促進努力により、需要の増加と新たな市場開発を図る企業の諸活動。 (出典: デジタル大辞泉)