ADHD
「成人ADHD」などのように使う「ADHD」という言葉。
「ADHD」は「attention deficit hyperactivity disorder」の略語です。
「ADHD」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ADHD」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ADHDの意味
「ADHD」には次の意味があります。
・幼児期に現れる発達障害の一。不注意(物事に集中できない、忘れ物が多い)、多動性(落ち着きがない、じっとしていられない)、衝動性(突飛な行動を取る、順番を守れない)などを特徴とする。脳の器質的または機能的障害が原因とされる。(出典:デジタル大辞泉)
日本語では注意欠陥多動性障害と表記します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ADHD児の療育を担当する。
・ADHD研究をする。
・成人してからADHDと診断される。
類語
・発達障害(はったつしょうがい)
意味:心身の機能の発達が、疾患・遺伝・環境などの原因で困難である状態。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・神経発達症(しんけいはったつしょう)
意味:発達障害。(出典:デジタル大辞泉)
・多動(たどう)
意味:場面や状況に応じて集中することが難しく、絶えず動き回わっている状態。(出典:デジタル大辞泉)
・過活動(かかつどう)
意味:「多動」に同じ。(出典:デジタル大辞泉)
・不注意(ふちゅうい)
意味:注意が足りないこと。心が行きとどかないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)