プライバシー
「プライバシーを守る」などのように使う「プライバシー」という言葉。
英語では「privacy」と表記します。
「プライバシー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「プライバシー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
プライバシーの意味
「プライバシー」には次の意味があります。
・個人や家庭内の私事・私生活。個人の秘密。また、それが他人から干渉・侵害を受けない権利。(出典:デジタル大辞泉)
「プライバシー」は「プライバシーを守る」などのように、個人情報を守る重要性が高まる現代ではよく使われる表現となっています。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・プライバシーがどうのこうのという理由で載せないのかもしれなかった。
(出典:奥田英朗『最悪』)
・彼らは新住居に来て、家族間にもプライバシーがあることを初めて知った。
(出典:森村誠一『ホーム アウェイ』)
・いくら息子とはいえ、プライバシーを侵害するような真似はしたくない。
(出典:貫井徳郎『天使の屍』)
・それ以上に、十七日間監視されてきたおれのプライバシーはどうなるんだ?
(出典:初野晴『水の時計』)
・客のプライバシーにかかわることは教えられないということだった。
(出典:片山恭一『雨の日のイルカたちは』)
類語
・私生活(しせいかつ)
意味:公的な場を離れた、その人の個人としての生活。(出典:デジタル大辞泉)
・私事(しじ)
意味:自分個人のこと。また、私生活に関係したこと。(出典:デジタル大辞泉)
・個人情報(こじんじょうほう)
意味:個人を一意に特定できる情報、第三者に知られるとプライバシーが侵害されるおそれのある情報などの総称。(出典:実用日本語表現辞典)
・私様(しよう)
意味:うちうちのことであること。(出典:デジタル大辞泉)
・プライベート
意味:個人的な物事であるさま。(出典:デジタル大辞泉)